メタクリル樹脂
メタクリル樹脂は一般に「アクリル樹脂」と呼ばれているものの正式名です。PMMA(ポリメタクリル酸メチル樹脂)やアクリルガラスと呼ばれることもあります。メタクリル樹脂は、透明性や対候性はすべての樹脂の中で最…続きを読む >>
キャビティ(金型)
キャビティーは英語で穴・へこみを意味します。プラスチックボトルの金型にはボトル形状のくぼみや穴があります。この製品形状を決定するくぼみや穴がキャビティです。 凹形状(雌型)の金型の場合、型が開く時に…続きを読む >>
フロスト加工
ガラス瓶の表面をフッ酸処理によってくもりガラス状にし、高級感感を高める加工方法。フロスト加工容器例…続きを読む >>
延伸ブロー成形
プラスチック材料を延伸すると強度が増すなど種々の物理的性質が向上します。そのため、フィルム、テープ、合成繊維の成形分野でも延伸加工が行なわれていますが、プラスチック容器の分野でも、透明性、強度、剛性…続きを読む >>
色被せガラス
着色ガラスの薄い表面層を持つガラス器のことで、表面の色調は、一般に濃い赤色、青色、緑色が使われます。内部のガラス素地は、無色の場合が普通ですが、ときに淡い着色ガラスのこともあります。 表面ガラス層は…続きを読む >>
グラビア印刷
グラビア印刷は凹版印刷とも呼ばれています。インキパン中のインキにシリンダー版が漬けられ回転します。ドクターと呼ばれる金属刃でシリンダー上のインキを掻き取ると、凹部だけにインキが残ります。ゴム製の圧胴…続きを読む >>
スクイズ性
ボトルに柔軟性があり、内容物をしぼり出すことができる性質のこと。…続きを読む >>
パッド印刷
パッド印刷とは、金属製の凹版に塗布されたインキをドクターで掻き取り、凹部に残ったインキをシリコーン製の柔軟なパッド上に転移させ、柔軟なパッドが被印刷物上にインキを再転移させて印刷する方法です。…続きを読む >>
界面活性剤
界面活性剤とは水と油(水に溶けにくい物)の両方の性質を持ち合わせ、水と油の中を取り持つ物質です。 一般に固体、液体及び気体のうち、2つの相が互いに接触している境界面を界面といいます。そしてある物質が…続きを読む >>
クレージング
成形品の表面又は内部に生じたごく細い亀裂の事です。…続きを読む >>
インサート成形
プラスチック成形体に埋め込む金属や布地、異種・同種の樹脂成形品をあらかじめ金型内に設置しておいて、そこに樹脂を射出成形などによって充填し、一体化した製品を作る成形法をインサート成型といいます。 後加…続きを読む >>
紫外線吸収剤
元来、プラスチックは安定な物質ですが「連続して何年も屋外に」となるとさすがに分解を始めます。屋外では太陽光と水や水と熱など複合的な攻撃(ストレス)を受けますが、プラスチックは複合技に弱いからです。中…続きを読む >>
パーティングライン
容器の側面、左右対象にできる線のこと。成形の金型は二つ割の型が多く用いられています。そのため容器側面には成形時に金型が合わさる場所に線が入ります。比較的目立たない容器もあれば、非常に目立つ容器もあり…続きを読む >>
ドライオフセット印刷
インジェクション成形、シート成形などで成形されたカップやチューブ製品の側面に印刷する方法であり、インキを版からゴムのブランケットに移転した後、被印刷物への印刷を行なう。多色印刷が可能であり、印刷スピ…続きを読む >>
成形収縮
プラスチックの成形品を金型から取り出し、室温まで冷却すると収縮が起きます。離型後、24時間以内に起きる収縮を成形収縮といいます。その後起きる収縮は、後収縮と読んで区別しています。 従い、成形品の寸法…続きを読む >>
エッチング
ガラスやプラスチックなどの表面を粗くすることをエッチングといいます。ガラス表面のエッチングは、化学的エッチングによるものと機械的方法によるものとの二通りあります。 化学的エッチングとは、薬品(主成分…続きを読む >>
充填不足
成形のとき、成形材料の不足又は成形圧力の不足により、成形材料が金型キャビティの隅々までいきわたらず、成形品が完全な形になっていない現象のことです。ショートショット又はショートモールドとも言う。…続きを読む >>
表面処理(改質)
プラスチックには、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)などのオレフィン系樹脂は、耐溶剤性が強く、機能性に優れているが、そのままではインキや塗料、接着剤などの密着強度が十分に得られません。 これら…続きを読む >>
焼付けガラス
陶磁器の上絵付けとほとんど同様の手法で、ガラス器に各種の模様を焼き付けたものです。上絵の具は種々の金属酸化物を着色剤とした低融点のガラス質のもので、特殊の溶剤と混練して使用します。 模様の描き方とし…続きを読む >>
ドライカラー
顔料と微粉末の分散剤を混合処理させた粉末状の樹脂着色剤です。 使い方はペレットにドライカラーを配合し、タンブラーなどで混合してペレットの表面に均一に顔料を付着させ、そのまま成形機のホッパーに入れて着…続きを読む >>
治具(じぐ)
治具(じぐ)とは容器へ印刷を行う場合に容器専用の押さえる道具を指します。例えば円柱の容器へ印刷を行う場合(1色)は治具はほとんど必要ありません。円柱のものは印刷方向に向かい平行に回転する為印刷の機械を設定…続きを読む >>
インジェクション成形
プラスチックの成形材料を射出成形機のシリンダの中で加熱し溶融させてから、固く閉じた金型の中に加圧注入充填し、硬化させて成形品として取り出す方法。…続きを読む >>
自動製瓶
ISマシンを使用して、全自動でガラス瓶を成形する方法である。成形原理は半人工ガラス瓶と同じである。…続きを読む >>
圧縮成形
圧縮成形法はプラスチックの成形法、特に熱硬化性樹脂の成形方法の中では最も古い成形方法です。粉末状(時には顆粒状)の成形材料を金型のキャビティに入れ、圧力と熱を加えて成形する方法で熱硬化性樹脂に主とし…続きを読む >>
熱転写
熱転写方式はあらかじめ印刷して転写紙を用いてプラスチック表面に加熱圧着し、印刷された絵柄を転写する方法である。多色印刷が可能であり、平面、曲面にも応用できる。…続きを読む >>
滑剤
滑剤とは、熱可塑性樹脂の加熱成形時(溶融樹脂)の流動性、離型性をよくするために添加されるものです。 また、滑剤は顔料の分散剤としても機能します。滑剤を添加することで顔料を均一に分散させることができ、…続きを読む >>
押し出しチューブ成形
パイプ状の胴部を押し出し成形した後、口元部(ネジ部)をインジェクション成形する方式である。…続きを読む >>
シルクスクリーン印刷
シルクスクリーン印刷とは、ナイロン、ポリエステル、ステンレスなどで作った織布に非画像部をマスキングした穴の空いた幕(スクリーン)を作り、その上からインクを塗り、印刷インキで織布のマスキングされなかっ…続きを読む >>
インサートモールド印刷
間接印刷法のひとつですが、あらかじめ印刷しておいたラベル等をプラスチック成形用金型にインサートしておき、成形と同時にラベルを一体化し、印刷された成形品とする方法であり、インジェクション成形およびブロ…続きを読む >>
インジェクションブロー成形
インジェクション成形により有底パリソンを形成して、パリソンが熱いうちにブロー金型によりブロー成形を行う方法である。ボトル口部がインジェクション成形のため寸法制度が良いので、広口容器、化粧品容器に用い…続きを読む >>