プラスチックの材質説明
AS(アクリロニトリル・スチレン) AS(アクリロニトリル・スチレン)は、透明度が高く、つやがあり、高級感がある樹脂です。 PS(ポリスチレン)と比べて耐薬品性、剛性、耐熱性が向上され、透明性、耐薬品性、寸法精…続きを読む >>
ボトル・キャップの各部位名称
ボトルの各部位名称【ボトルの部位名称】1…口天部肉厚2…口内径3…ネジ切り位置 ネジ上端で表す場合(上図:3-1)とネジ頂点で表す場合(上図:3-2)がある。4…ネックリング5…首丈6…口内部コーナー7…口天…続きを読む >>
黒色茶色の遮光瓶が遮光率と保存性が高い
ガラスの色と遮光性の高さ ガラスの遮光性は一般的に、黒色>白色>=茶色>緑色>青色>透明の順に高くなります。 フロスト加工による光の乱反射により遮光性は上がります。また蒸着塗装によっても遮光性が上がり…続きを読む >>
抜き取り検査とは?
製造した製品すべてを検査する方式を全数検査といいます。そして、ロットを構成する品物の一部をあらかじめ定められた方式で抜き取って試験(又は検査)を行い、その結果を判定基準と比較してロットの合否を決める…続きを読む >>
容器に関する致命欠点・重欠点・軽欠点の具体的な不良内容について
容器の品質を定めるための品質基準(外観・寸法・容量及び機能基準)があり、製造を行う際の工程管理なども、品質基準に適合するよう管理され、製造されています。 しかし、種々の事情から不良品が発生します。そ…続きを読む >>
スポイド容器の1回の吸い上げ量について
美容液やオイルなどに使われているスポイド容器のスポイド一回の吸い上げ量は、スポイドゴムの大きさによって決まります。指でつまむゴム部分が小さい方が吸い上げる量は少なく、ゴム部分が大きい方が吸い上げる量…続きを読む >>
中味を守る「遮光」(茶ビン以外)について~容器の豆知識
デリケートな成分を光線(主に紫外線)から守る「遮光ビン」でポピュラーなのは茶ビンですが、茶色以外の遮光ビンもあります。赤・黄・スモーク(一見黒に見えますが、わずかに透明感があります。)・紫・緑色等も…続きを読む >>
中空成形(ダイレクトブロー)用金型
金型の構造は大体二つ割の型が多く用いられています。この型は左右の型が平行に移動して開閉する金型で、構造は大別して、ベース本体・ストライカープレート・首部(インサート)・底部(インサート)から出来てお…続きを読む >>
日本のガラスの歴史
日本でガラスが発見されるのは弥生式文化の時代の遺跡からであって、それより古い縄文式文化の時代にはガラスは知られてなかったようです。実際、弥生時代の遺跡である静岡市登呂の遺跡からはアルカリ石灰ガラスの…続きを読む >>
容器の気密性能試験(減圧)でよく使われる単位について
容器の減圧試験で使われる単位にKPa(キロパスカル)と㎜Hg(ミリエイチジー)があります。 [KPa]を[㎜Hg]に換算したい時は7.5を掛け算すれば大体の数字が出ます。近年[KPa]を標準で使うようになりましたが、計器などで…続きを読む >>
ドロップ栓の足の長さと内容物の出る速さについて
ドロップ栓には、下部の細長い管の短いものと長いものがあります。下部の細長い管の長いドロップ栓は足長と言われています。ドロップ栓 ドロップ栓No.40など足長のドロップ栓 ドロップ栓No.40Nなど ドロップ栓の足…続きを読む >>
界面活性剤について
界面活性剤は種類も多く、性質も少しずつ違っています。これらの界面活性剤をうまく組み合わせ使いこなすといろいろの働き(作用)のものが出来ます。1.乳化・分散作用(混ざり合わないものを混ぜる) 水と油は…続きを読む >>
容器まめ知識 第一回 中味を守る「遮光」について
容器まめ知識第一回 中味を守る「遮光」について デリケートな成分を光から守るには遮光ビンがピッタリ。容器まめ知識1回目は、遮光瓶の基本についてお届けします。「遮光瓶」は光(主に紫外線)を防ぐ機能を持っ…続きを読む >>
ユニバーサルデザインの容器
ユニバーサルデザインとは… ユニバーサルデザインという考え方は、「使いにくくないものをつくるには、そして暮らしにくくない生活環境をつくるには、どうしたらいいか」という問題を解決するために、まとめられた…続きを読む >>
容器まめ知識 第三回 ガラスビンの加飾について
シンプルな規格の透明ビンが高級感のある化粧品容器に華麗に変身・・・・。「加飾」は容器を魅力的に見せるお化粧です。今後数回にわたり、容器にデザイン性を持たせるためには欠かせない、フショク・印刷・塗装など…続きを読む >>
泡盛復活の立役者はグリーンボトル -容器による市場開拓の例-
沖縄で御酒といえば泡盛というほど、泡盛は老若男女を問わずポピュラーなアルコール飲料となっております。実は、この泡盛、昔は、「 泡盛 」は島酒(シマグヮー)と言って、中・高年専用の御酒、それも暗いイメージ…続きを読む >>
ガラス容器の歴史
ガラス容器の歴史は古く、その起源は紀元前の古代オリエント文明が繁栄していた頃であります。主にエジプト・メソポタミアで作られ、宝石のように高価なものとして扱われていました。ローマ帝国時代になると鉄パイ…続きを読む >>
帯電防止剤とは?
帯電防止剤とは、合成繊維やプラスチック製品が静電気により帯電するのを防ぐ目的で使用される化合物です。実際には界面活性剤が帯電防止剤として利用されることが多いようです。 静電気が発生すると、人体への電…続きを読む >>
容器まめ知識 第四回 ガラスビンの加飾について その2
シンプルな規格の透明ビンが高級感のある化粧品容器に華麗に変身。「加飾」は容器を魅力的に見せるお化粧です。現在容器まめ知識では、デザイン性を持たせるためには欠かせない、フショク・印刷・塗装などの加飾工程…続きを読む >>
ガラスビンで高級感を出したいときはどんな加飾がお勧めですか?
人それぞれに高級感に対する価値観の違いはありますが、一般的には容器の高級感を出すには、1)フショクのほかに磨き加工やカット(切り子)を加える。2)印刷文字、図柄を金・銀色にする。(メタプリ印刷・焼付…続きを読む >>
容器まめ知識 第五回 ガラスビンの加飾について その3
シンプルな規格の透明ビンが高級感のある化粧品容器に華麗に変身。「加飾」は容器を魅力的に見せるお化粧です。~ガラスビンの「加飾」~ 1)フショク(フロスト加工)…[メールマガジン7号・9号にて紹介] *薬…続きを読む >>
容器の位置合わせについて
ボトルの側面印刷とキャップの天面印刷を同方向にする場合は特に注意が必要です。(例えばクリーム容器等)ボトルとキャップの位置決めが出来ている容器と出来ていない場合がある為です。後者の場合は位置を合わせる…続きを読む >>
AS材質の容器の利用上の注意
AS材質の容器はアルコール系の原料を含む内容物には適していません。アルコール系の原料を含む内容物を入れると、クレイジング(容器表面の細かいひび割れ)や容器自体が溶けだすといった現象が発生する場合があり…続きを読む >>
続・容器による市場開拓の例
容器による市場開拓の例をもう一つ紹介します。今回は、麦焼酎「いいちこ」の『パーソン』という商品のボトルです。「いいちこ」は「下町のナポレオン」として有名となりましたが、そのメインの顧客は中年男性でした…続きを読む >>